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TiMidity++ for Win32 の紹介

TiMidityとは
Tuukka Toivonen さんの MIDI -> WAV コンバータです。MIDIファイルを音源ファイルを もとにPCMファイルへと変換するのが主とした機能なのですが、PCM データをサウンドカード に流し込む機能が追加され、音が鳴るようになり、MIDIシンセサイザーとして名が広まりました。 TiMidity は、音源ファイルとして比較的大きいものを使用しているため、フリーソフトなのに それなりにいい音が鳴るというのが売りのようです。

んで、TiMidity++ とは
TiMidity 自体は Tuukka Toivonen さんの作です。TiMidity は、本体とインターフェース部が 分けられた構造を持ち、GPL で配布されたので、多くの OS に移植されました。 Windows では、コンソール版の TiMidity を Davide Moretti さんが作り、Windows の GUI 版を Nicolas Witczak さんが作りました。TiMidity-0.2i まではそんなところで、Windows のGUI 版は、
TiMidity95 の絵

な外観を持っていました。
TiMidity 自体その後、いろいろな方によって多くの改良が加えられました。岩井さんによる SoundFont ファイル対応や、小柳さんによる ドラムチャンネル設定や、木竜さんによるリバーブ効果追加や、 私(青木)もちょこっと機能追加しましたし、出雲さんによってかなりの改良が行われました。そして、 今現在は、出雲さんによってメンテナンスされている TiMidity++ としてまとめられています。

そして、Win32 GUI 版の登場
TiMidity++ によっていろいろな機能が TiMidity に付加されましたが、Windows 版として 恩恵を受けることはあまりありませんでした。コンソール版としては TiMidity++ は存在しましたが、 Windows コンソールからくるシステムに影響を及ぼす不安定性のためにあまり安全に使用できる ものではなく、より安定なGUI 版が必要だと感じていました。そこで、私(青木)は、Win32APIの 練習というかWindowsアプリケーションの作成の習作として TiMidity++ のWin32 GUI 版を 作りました。ただ、当初作ったものは、多くのスレッドを必要とし、シングルスレッドが前提の TiMidity++ にとっては不安定な代物でした。ここで、出雲さんが修正を加え、TiMidity++ のソースにマージ されて、Win32 GUI 版が誕生するに至ったわけです。
TiMidity++ Win32 GUI 版はこんな感じです(タイトルだけだけど、MIDIファイルの作者に無断掲載、すまんです)。
TiMidity++ Win32 GUI版の絵

Winamp のようなかっちょいい外観とかが望まれているようですが、いまのところはこれです。

TiMidity++ と Win32 GUI版が、わかめとあぶらげの関係となるのはいつのことやら・・・

ちゃんちゃん(^^)

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