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2003/07/21: 2004年7月11日の参議院議員選挙

 とりあえず、選挙には行った。1勝だった。

 開票前は自民惨敗な予測がテレビでは流れたものの、結果は自民にとっては無難なものだった。目標から1議席減ったぐらいだし。民主は議席数を大幅に増やしたけど、社民、共産などの野党票を取り込んだだけ。2大政党化の流れを汲むもんだとは思うが、社民は別として、共産の没落気味が多少気になる。結局、自民敗北ですらなく、国民はこのまま自民政権継続を考えているのかなとか思ってしまう。けれども、票数は確実に民主の方が自民より獲得しているわけだし、うまい流れに乗れば、次の衆院選挙で民主が政権取れるかもしれないとは思う。

 で、社民はこのまま消滅してしまえとか思ってる。その昔、自民が野党になった後、自民と連立組んで自民が与党に返り咲いて、長期政権を長引かせた元凶だし。あの自民との連立の意味を今社民は理解できているんだろうか。公明は自分の道を進むだけだから、どの政党と連立組んでもいいだろうし、それによって別に政治基盤が崩れるわけでもないし、今は自民党との選挙協力によって、かなり選挙運動は楽になってさえいる。でも、社民はね。一時期、自民と連立する前だけど、社民は、よく、そして、はっきり発言する多くの女性議員を多く抱え、いい方向に向かうのかなと思ったんだけど、どこで道を間違えたのか失墜してしまったね。ま、その分岐点は自民との連立だったんだろうけど、敵の敵は味方なりとかで北朝鮮とかとも親密になってたお陰で、一気に北朝鮮批判が出てきたとばっちりでも受けたんだろうか。政治に詳しくない私にはよくは分からないが。

 共産はほんとどうしたんだろうね。固定票をあまり持たず、浮動票頼みだったけど、それが民主に流れてしまった以上、固定票で頑張るしか道はないというところか。共産の候補の政見放送を見てみたけど、誰も同じことを言ってる。個性ないし、議員それぞれに個人的な魅力が感じられない。政党として議員を当選させる方向しかないんだろうが、政党自体に個性喪失も感じられるし、今後の方針を決めるのは難しいと思うぞ。

 とりあえず、早く民主が政権取って、自民と民主が交代な感じで政治を行って欲しいよ。自民でずっとだと、利権か固定されて政治が窮屈なままだよ。官僚は自民ずっと与党で議会と内閣対策楽だろうし、やり易いんだろうが、時機に対する柔軟性が行政に欠けてしまうんで、やはりまずいよ。

 はやく次の衆院選来ないかな。