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2003/05/09: 重症急性呼吸器症候群(SARS) その2

 なんか最近風邪気味。咳が出る。SARS にでも掛かったのかなとかびくびくもしている。ってそんなら病院に行けばいいんだろうけど。ここんところ寒いからそのせいなのかもしれない。

 直感によると SARS って複合型の風邪。耐性というかかなり生命力の高いウィルスがベースになっている。とにかく大気中でもなかなか死なないので人に感染しやすい。そして、体内でかなり長期にわたって体力を奪っていく。このウィルス自体が人を死に至らしめることはないけど、他の病気を誘発させる。他の病気といっても風邪が進行した後の強度の肺炎だろう。この高耐性ウィルスはかなり広範囲に広まっている気がする。たぶん、日本もほとんど広まっている気もする。私が今咳気味なのもそれじゃないのかな。

 この高耐性ウィルスによる風邪は普通の風邪と変わらず、致死性もそれ程高くなく、多くの人が単なる風邪だと思って病院にも行かないたぐいのもの。だから、日本で潜在性は高くても SARS の発病例としては出てこないんだと思う。ただ、高耐性ウィルスと言っても、日本の暑く湿った夏を超えられることはないだろうと思う。この高耐性ウィルスに感染しても後2ヶ月ぐらい待てば気にする必要がない。

 中国近辺で死者増加しているのは、高耐性ウィルスに伴って広まっている別ウィルス。高耐性ウィルスで体力が弱っている人にこの高致死性ウィルスが感染すると、ころっと死ぬ寸法。ただ、高致死性ウィルスといっても、高耐性ウィルスに感染していない人にはあまり効かない。さらに、高致死性ウィルスの感染力はあまり高くない。これは人以外にも動物を介して伝わる系統で陸続きや頻繁な往来がないと他の地域へ広まりにくい。だから、海を隔てている日本や北朝鮮という壁が存在する韓国へはなかなか広まらないだろう。

 という感じで、SARS を予防するには高致死性ウィルス対策をすればよく、これは SARS 重症患者の隔離や媒介動物の処分をきちんと行えば可能であろう。そして、SARS 発症地域できちんとした対策が取られ、SARS 効果による渡航者の減少などがあることで、世界中への爆発的な拡大は防ぐことができる。

 この高致死性ウィルスは中国でもかなり普通の動物性ウィルスじゃないのかなと思う。ただ、高耐性ウィルスの登場が事態を一変させたような気がする。この高耐性ウィルスはもちろん抗生物質に耐性を持つ。だから、撃滅不可能。中国で食用動物の生産に抗生物質を使いまくったことにより作り出されたか、細菌兵器として開発されたものがどこからか出たかというのが発生源の気がする。高耐性ウィルスの尋常ならざる生命力を考えると細菌兵器開発しているところからの流出の可能性が高い気もする。

 というのが私の直感による SARS 分析。どこまで本当か、全部嘘なのかは分からない。