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出雲正尚さんによる 改良版 TiMidity

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[Windows95/98/NT? GUI版] ---------- はじめへ
TiMidity++ Win32GUI 版の私による修正版です.詳しくは掲示板もしくは配布場所を参照してください.出雲さんの版と分岐してしまったようで,どうしようか悩んでいたりします.

[Windows95/NT? コンソール版] ---------- はじめへ
Windows95/NT? コンソール版のバイナリです.オリジナルと違っていくつか機能しないところがあります.

他の配布場所から取ってくる(tim0.2i+???-win32con.lzh , tim0.2i+???-win32-binary.lzh , timw32c???.lzh)
  1. http://www2.off.ne.jp/~dai/timidity/files/izumo/
  2. http://privat.schlund.de/misc/timidity/files/izumo/

+W15 対応版以降から ふみぃさんの rcpcv.dll に対応しました.

TiMidity 補助ツール for Windows.

Install 及び使用方法 準備中

[Windows95/NT? GUI版] ---------- はじめへ
作っている途中での配布なので使用にはご注意ください.
各種 CPU 対応バイナリ(いろんなオプション付けたバイナリ&差分が入ってるので配布アーカイブがでかい).説明書が入ってないので timw32gz1c.lzh (上)が必要です.
どんな感じなのかは Tuka☆さん(感謝m(__)m)のホームページを参照ください。

[Windows95/NT? 用ユーティリティ] ---------- はじめへ
TiMidity に付属のユーティリティです.全部コンソールアプリです.

[FreeBSD 用 ports] ---------- はじめへ
下の配布場所に TiMidity++-??????.ports.tar.gz として置いてあります.
使用方法
特殊な使用法
注意
依存 package
portlint による評価
配布場所
  1. http://www2.off.ne.jp/~dai/timidity/files/izumo/
  2. http://privat.schlund.de/misc/timidity/files/izumo/

[FreeBSD 用 ports (音源用)] ---------- はじめへ
TiMidity の音源ファイルとなる patch ファイルや SoundFont2 ファイルを ports にしてみました.
  1. 松本庄司さんによる10M patch 用 : shominst.ports.tar.gz
      依存 package : archiver/unzip
  2. 出雲正尚さんによる40M Timidity GUS/patch 用 : izumoguspat.ports.tar.gz : 1999/01/29 [New]
  3. Chaos 12M( SoundFont2 )用 : chaossf2.ports.tar.gz
      依存 package : archiver/unrar
使用方法
    make install とやればOKです.
    ただ,2つ以上組み合わせてインストールすることはできませんが,patch と SoundFont2 は /usr/local/lib/timidity/timidity.cfg を手書きすれば同居可能です.
不具合
    FreeBSD-2.2.1 には mv のバグがあるようでファイルシステムを介したファイルの移動に関して問題が生じるかもしれません.
配布場所
  1. http://www2.off.ne.jp/~dai/timidity/files/
  2. http://privat.schlund.de/misc/timidity/files/

[FreeBSD Install] ---------- はじめへ
  1. Ports について
      ports については FreeBSD の Handbook にくわしく書いてありますがここで簡単に説明してみます.まず,ports は online (http,ftp)上に登録してあるいろいろなソフトを自動的に入手して,自動的にコンパイルして,自動的にインストールして,後でアンインストールできるように FreeBSD の package システムに登録くれるという便利なものです.online上にあるソフトは FreeBSD 用に作られていないものが多いのでそのままコンパイルすることができなせんし,たとえコンパイルできてインストールしたとしてもインストールしたファイルを完全に消去(アンインストール)するのは面倒なのが普通です.それを簡便化してくれるというわけです.したがって,ports を使うっきゃないです.でも,ports を使うときに注意しておかないことがいけないことがあります.まず,その ports が FreeBSD のどんなバージョンに対応しているか.ふつう,FreeBSD の配布ファイルに ports ファイルが入っているかと思いますが,それは配布されているバージョン用の ports であるからそのバージョンの FreeBSD だと問題が起きないのが普通です.でも,たいていその ports は package 化(バイナリが提供)されているのがふつうなので配布物に入っている ports はあまり使用する必要が起きないでしょう.したがって,ports を使用するのは別のバージョン(最新バージョン)用の ports ファイルを使用する場合が多いかと思います.しかし,別のバージョンのもの(特に最新バージョンである ports-current)になると古いバージョンの FreeBSD だとうまくいかないことも多いです.そういうときは work ディレクトリに展開されるソースファイルを自力で書き直す等の必要性が出てきます.また,/usr/share/mk/ports.mk を最新のものに交換する必要もあるかと思います.で,注意点2としては,ここにおいてある ports もそうですが,FreeBSD の配布物にいっしょになっていない ports は信用性に欠ける場合があるということです.ま,私の ports もある一定の条件でしかチェックしていないため他のマシンにおける他のバージョンの FreeBSD でうまく使えるかがわからないということです.また,その ports がちゃんとしたものか(おかしなことをしているか)ということも問題になるのです.というわけで,ある程度覚悟してここにある ports を使用してください.
  2. TiMidity の install
    1. /usr/ports に ports ファイルがあるかを確認してください.なければ,FreeBSD の配布サイトから ports のファイルを入手して展開しておきましょう.できれば,ports-currentがいいかと思いますが.
    2. tar xzvf timidity-0.2i+X8.ports.tar.gz とかやって展開してください.
    3. cd timidity で Makefile のあるディレクトリ( ls で確認)に移りましょう.
    4. su -m 等でスーパーユーザーになってください.
    5. ダイアルアップ環境であるときは ppp 等で internet に繋ぎましょう.ソースファイルはすでに持っていて internet に繋ぐ必要のない場合は,ln -s timidity〜.tar.gz /usr/destfiles/timidity/ とかやって /usr/ports/destifles/timidity/ にソースファイルをリンクかコピーしておいてください.
    6. make と打ちましょう.すると,ファイルの入手から始まります.入手が終わると依存 package を処理します.tcl/tk の日本語パッチ版とかがインストールされますが,前もって,依存パッケージを add_packagae か /stand/ にあるプログラムかなんかでインストールしておくことをお勧めします.
    7. コンパイルが始まります.ERROR が出てコンパイルが中断したときは work ディレクトリに展開されたソースを適当に手作業で修正してください.〜.h がないとか言われたときは /usr/include や /usr/local/include や /usr/X11R6/include 等でそのファイルがあるかどうかを確認.cc のオプションに -I でインクルードの PATH を Makefile に追加しておきましょう.define されていないとか言われたら,include のディレクトリで grep 〜 *.h 等で探しましょう.なければ,timidity のソースファイルの config.h に書き足したりしましょう.また,最後のリンクで lib〜 が見つからないと言われたら find /usr/ -name "〜" -print とかやって探して置いてあったディレクトリを cc のオプション-L で指定しておきましょう.・・・で,ふつうはこんな修正をしなくてもよいように ports があるのですが,こういうことをする羽目になったら ports がちゃんと動かないぞとか私めにメイルをして教えてください.
    8. うまくコンパイルが済むと,次はインストールです.make install としましょう.
    9. で,ports の make の記念に package を作成するのも一興かもしれません.package を作成したいときは make package としてください.ふつうは make package する必要はありません.
    10. ここまでうまく行ったなら,あとはソースファイルとかはいらないので make clean として消去しておきましょう.
    11. exit してスーパーユーザーから普通のユーザーに戻って cd .. としてもとのディレクトリに戻ってください.
    12. 次に音源ファイルとなる patch ファイル等をインストールします.
    13. 10M patch,40M patch,12M soundfont と3つの ports が用意されているのでどれか好きなのを選んで,tar xzvf 〜.ports.tar.gz として展開してください.
    14. 10M patch,40M patch ,12M soundfont はすでに手に入れてあるよという人は,/usr/ports/destfiles/timidity/ に ln -s か cp しておいてください.
    15. make install してください.
    16. ERROR が出なかったらうまく行きました.make clean として作業ファイルを削除してください.
    17. 後,インストールしたものを削除するには,pkg_info -I -a | grep TiMidity として TiMidity 関連のものが出ますので,pkg_delete 〜とすれば削除可能です./usr/local/lib/timidity/timidity.cfg とかは消されると困るというものはどこかにバックアップ取っておいてから削除を行うようにしてください.
  3. TiMidity の使用
    1. ports でインストール直後は timidity と打っても timidity が起動されないかと思いますので, rehash とかやってから timidity を起動してください.
    2. 簡単な使い方は timidity -iNt 〜.mid です.たぶん,New Ncurses の使用が一般的だと思いますが,-iNt というのがその指定です.ports は他に tk interface(tcl/tk を使用)や dumb interface(一番つまらない)や Xaw3D interface (X Window System 用のインターフェース)があります.timidity -h でどんなオプションが使用可能なのかわかりますので確認しておいてください.
    3. オプションの詳しい説明は,出雲正尚さんの TiMidity のページにありますのでそれを参考にしてください.
    4. 使用になれたら,/usr/local/lib/timidity/timidity.cfg をいろいろ変更したり追加 patch を加えたりして自分好みの TiMidity に仕上げましょう.ちなみに私は ports にあるものそのままで普段使用しています.