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TiMidity の紹介

TiMidity をグラフィックを交え紹介してみます.というか,TiMidity の画面を表示しているだけかも.一応,私の patch が当たっているものを載せていますのでオリジナルとはちょっと違うでしょう.縮小がうまくいかなかったのででっかい CG 載せてます.ファイルサイズはあまり大きくないのでそれほど重くはないと思います.


まず最初に,TiMidity の ncureses interface .

timidity -int *.mid とかやってやると ncureses interface mode で起動します.
すぐ演奏が始まって以下のような画面になるわけですね.midi ファイルは私が作ったものではないのであしからず.以下に出てくるのはすべて他人が作られた midi file です.タイトルだけですが無断で転載しています.各作者さんごめんなさい.
Voice 41/128 というのは 41 音発音しているよということです.うちの pentium100MHz なマシンでは 22050Hz だとこれくらいへっちゃらです.
私のパッチによってタイトルが表示されてますね.オリジナルではタイトルは表示しません.


次に私のパッチによって機能する ncureses interface の list mode です.「l」を押すことで切り替えられるようになってます.上下キーでカーソルを動かし,スペースか「g」で曲の選択だったと思います.「p」で前の曲,「n」で次の曲.詳しくは「h」で help を見てね.と言っても help も間違ってたらどうしよう.ソース見れば確実です.
midi ファイルがタイトルで並んでます.タイトルを選択して演奏できるというわけです.反転文字になっている行が2つありますが,一つは現在演奏している曲で,もう一つはカーソルです.片方をアンダーラインにしたかったのですが,ncurese の不具合で 98 のコンソールだとアンダーラインが表示されないのでしょうがなく両方とも反転にしています.list mode はよく文字が化けます.


次は岩井さんが作られた tk interface です. timidity -ikt *.mid として起動します.

さらに岩井さんの unofficial patch が当たっていますので下の方にグラフが見えます.なかなかかっこいいですね.tcl/tk は日本語パッチを当てたものを使用していますので日本語文字で表示されてる窓があります.エラーとかの出力を見るには便利です.


ncureses interface に戻ります.

voices 72/128 というのに着目してください.72 音発音しています.このぐらいになると pentium100MHz では 22050Hz でもきつくなってきます.この曲は大河ドラマの「秀吉」のオープニングですが,trace mode でないとちゃんと演奏できるのですが,今は trace mode にしてますので音がつっかえつっかえになってしまってます.TiMidity は発音が長めになってますので一瞬同時発音数が大きくなることが多々あります.


これは,小柳さんの GS drum 関係のパッチを当てると複数のドラムパートの midi file でも OK になるという画面です.Prg のところで太文字のところがドラムパートです.ちゃんと1,10チャンネルがドラムになってますね.


あとは,s-lang interface や motif interface や dump interface などがあります.

s-lang interface は ncureses interface と似た感じですが配色がちょっと違います.s-lang library は Win32 でもコンパイルできますので誰かがWindows95 とかに移植してくれるかもしれません.
Motif は持ってないので motif interface は知りません.
dump interface はコマンドラインというだけです.


ついでに,WIndows95/NT? GUI 版を載せておきます.

他の interface に比べあまり機能はありませんがシンプルなりの良さがあります.GUI 版はワイルドカードが使えないところがちょっと欠点ですね.・・・と思ったらパッチ当てればいいのですがね(^^;


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